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2009年03月11日

今更ながらWindows 2000 Serverで

先頃、Vine 3.2で動かしていたサーバーを4系にdistupgradeしたらあぼーんしてしまった件、その後も当然ながらLinuxで再構築しようとしたのだが、Vine 4.2はカーネルパニックで動かない、CentOSは重すぎる、Solaris10は動くという確証が無い、UbuntuはGUIが要らないから論外(Server版は使ったことが無い)という感じで決めあぐねていた。もちろんFreeBSDで行くというのが一番手っ取り早い選択肢なのだが、BSD鯖が2台ってのも面白みに欠ける。

そこで浮上して来たOSがNatures Linuxである。独特のセキュアな構想による設計が気に入ったのだが思わぬところで却下せざるを得なかった。USBデバイスをサポートしてないというのだ。もちろん代替手段は考えつくが手っ取り早く安くなったUSBメモリーをバックアップ用にポートに差し込んだまま使おうと画策していたので却下せざるを得なかった。

さてどうするか・・・

仕事が忙しくなり、やむなくノートPCのWindowsXP上にXAMPPでSQL環境を作り、MovableTypeで構築しているブログの更新は出来るようにしたのだが(MTは動的に静的なページを作り出すのでSQLが転けていてもブログは読める。もちろんWordPressもそのような細工は出来るが手間はかかる)、WordPressで作っているアルバムサイトは一向に使えないままだ。このままでは良くないなと。

要件は以下の通りである

  1. MySQLが稼働すること
  2. SQLが分からないのでphpMyAdminが使えること(PHP必須)
  3. LAN内部のDNSサーバとして稼働しフォワードで外部DNSを参照出来ること
  4. USBデバイスが使用出来ること
  5. 安定稼働すること(必須条件)
  6. なるだけ軽いOSであること
  7. モニターとキーボードとマウスはつなぎたくない(電源とネットワークのみ)

こんな条件を決めつつも決めあぐねていたところにお古のマシンが転がり込んできた。Windows 2000 Server 5CAL付きである。

今までの私なら問答無用でOSをBSD/Linuxに変更していただろうがちょっと考えが変わった。何しろ私はWindows2000時代のMCPだったりする。Windows2000の事は結構勉強したので知っているのだ。

時々再起動かけてやれば大丈夫じゃないなかと思えてきたのだ。条件6の軽いOSというのも今となってはLinuxの方が重くてむしろWindows 2000の方に軍配が上がりかねない。(BSD系のX無しなら確実にBSD系に軍配が上がるが、Vine4系が古いハードを切り捨てた時勢、時代は変わっていると言うのは明白だ。)

試しにやってみるかと、Windows 2000 Server Standard Editionをセットアップした。SP4を真っ先に当てて、IEを6にアップグレードしてとお約束のインストール手順をこなしていく。

DNSサーバを構成後、IISをアンインストールし(ポート80を掴むのでこれ重要)、肝心のMySQLを動かす為XAMPPをインストールしてみた。もちろんphpMyAdminも動くのでPHPとApacheもインストールされる。肝心の動作はそこそこのパフォーマンスで動いてくれる。Server版だがWindowsなのでGUIが使える。故にDNSの設定はBindに比べると素人にも説明しやすい位簡単で拍子抜けする。(マウス操作が回りくどくて面倒ではあるが)

さて条件7だがUNIX系OSならSSHがほぼ標準装備で簡単に行えるし、必要ならVNC接続も可能である。WindowsでもVNCという手法はあるがなるだけシンプルにしたい。そこはWindows XPに装備の「リモートデスクトップ」を使えばいい。Windows 2000 Serverにはターミナルサービスという管理ツールがありそのサービスを起動しておけばWindows XPのリモートデスクトップから簡単にアクセス出来る。もちろんSSH等に比べればそれなりにリソースは食うだろうがネットワークにさえ繋がっていればVNCと基本的には代わりは無い(厳密には挙動が違うのだがそれを知りたい人は調べてみよう。ターミナルサービスの方が便利だと私は感じる)。

何しろLAN内部でバックエンドとして動くDNS、SQLサーバなのでセキュリティ面でガーガー言う程シビアにならなくても大丈夫だろうというのがありがたい。もちろん最低限のセキュリティは施しておかなくてはならないが。

拡張性という面でもメリットは多い。大抵のハードウェアはWindows 2000をサポートしているので、Server版は除外というもので無ければ動く可能性が高い。つまり手持ちのUSBデバイスやPCIデバイスなどがドライバで悩む事なく稼働する率は高い。RAIDカードとかね。

このような時代遅れな事をしていてふと思うのだが、なぜMicrosoftは新しいOS、つまり肥大化したメタボなものばかりを売るのだろうかという疑問。時代が過ぎたとは言えこれだけ熟成させてきたOSをリファインすればかなり軽くて完成度の高いOSが生み出せるように思うのだが・・。もちろんそれが商売になると言う確証は無いが、ニーズは確実にあると思うぞ。

まだ稼働させて数日、あと何日でトラブルが発生するかは未知数だが、2~3ヶ月は動いてくれるんじゃないかと期待したい。ちなみに過去にFreeBSDはLAN内部の使用に限定すれば、1年半ぶっ通しで何もトラブルを起こさずに動いたという恐ろしい経験がある。今回もSQLはフロントエンドとして働くFreeBSD上のApacheからのリクエストに応じるだけである。またDNSはLAN内の5台以下のクライアントからのDNSリクエストに応じるだけ。条件はむしろ今回の方がシンプルだ。メールサーバーやDHCPも稼働させていない。

Windows Updateによる再起動メンテナンスを除いても3ヶ月は頑張って欲しいと思うが実情はどうなることやら。Windows 2000 Serverがあまりにもダメダメなら却下してSolaris10にでもチャレンジしてみるかな。

投稿者 sasapurin : 2009年03月11日 23:59 | CMS , Movable Type , Network系 , Windowsアプリ , Windows系 , WordPress , php

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