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2006年10月30日

Redhatの反撃:まずは自社株買い戻し

先日のOracleが発表した、Redhat Enterprise Linuxサポート・サービス格安提供開始に反応して、Redhatがまずはセオリー通りM&A対策の自社株買い戻し行動にでた様だ。多分当事者達は大騒ぎに違いない。Oracleは確かにRedhatに比べれば大きすぎる会社である。
また、MICOMジャーナルによるとRedhatは、自社のHPに「Unfakeable Linux」に対するコメントを発表し、反撃用ページも設けたとのことだ。商売を邪魔されようとしているRedhatにしてみれば当然の行動だろうが、個人的には手ぬるい対応だと感じる。もっと既存ユーザーを確保するだけの魅力のあるプランを迅速に提示すべきではないだろうか?
何か情報は無いかなと思い、色々探していたらいつもチェックしているスラッシュドットにも当然この内容に触れられたタレコミがあり、自分が読んだ内容の理解を補完する事が出来た。(スラッシュドットは業界人が多いので、自分が理解出来ていない部分を補うのに便利である)
そこで以前から疑問に思っていた、GPLなのにサブスクリプション縛りで配布はおろか、ライセンスが無いと使用出来ないという不可解な内容についておそらく的確であろう解釈のコメントが読めて、なるほどねと納得させられた(マジレスマンさんありがとう)。 確かにRedhatの営業マンは「弊社は製品を販売しているのでは無く、サポートの権利[サブスクリプション]を年間契約で販売しています」と言っていた。
その時に「ISOファイルをCD-Rに焼く事はライセンス違反ではありません」的な事を言っていた記憶があり、私の手元にあるRHELの30日評価版CD-ROM×7枚も「実際に使用しているものと同じ」だと言っていたのを覚えている。契約ユーザーにもバージョンアップ版CD(メディア)は渡さない(WebからISOファイルをダウンロードして自分でCD-Rに焼いて貰う)と言っていた。なんてコスト削減意識の強い会社だろうか(w
それを聞いた時は、かなり柔軟というかルーズな製品?管理をしていて、ユーザーは自由に使えるんだな、流石はオープンソース!Redhat万歳!と勘違いした。実際、これを30日以上使用すること、または人に譲渡する事、コピーする事などはRedhatの商標(ロゴマーク等)を違法に扱う事になる為に、制限されているという事である。下手したらライセンス違反で訴えられるかも知れない。
繰り返しになるが、Linuxカーネル自体はGPLで配布されているので、5つの大きな自由がある。
  1. このソフトウェアを誰でも自由に実行してよい
  2. このソフトウェアを誰でも自由に複製してよい
  3. このソフトウェアを誰でも自由に改変してよい
  4. このソフトウェアやそれを改変したものを誰でも自由に頒布してよい。有償で販売しても良い
    ただし、その際には頒布を受けた者に対し1から4の許可を与えなければならない。
  5. 誰でも自由に複製して配布してよい
これだけを読めば、Redhatだろうが、SuSEだろうが、Linuxなら何でもコピーして使い放題ではないかと言う解釈が生まれるが、実際はそうではない。なぜならロゴマーク等の著作物を含ませておく事により、それを使用する為の「ライセンス」費用が必用になるという、半ば強引なGPLの意図を裏切る仕組みが組み込まれているのである。もっともそれくらいの事をやらないと商用Linuxは現状では使われないのだ。むしろライセンス費用を払うことによって、日本の多くの企業はようやくRedhat等のLinuxをOSとして採用する、なんとも不思議な社会構造が出来ているのが現実である。
そんなこんなで、企業の多くはお金を出して責任の所在をハッキリさせたものしか導入出来ないという事情があるが、私の様な個人にはRedhatのサブスクリプション費用はべらぼう高い!という現実から、RHELとの互換性に拘るならば、Redhatの商標を全て取り除いたクローン、CentOSWhitBoxを使う方を選ばざるを得ない。同様に恐らく小さな会社ではWindowsサーバーからRHELに移行してサブスクリプション契約すると、WindowsよりもRedhatの方が高いじゃん!という結果になりそうである。かといって小さな会社でCentOSWhitBoxを使うかと思うとそれは無いと思うので結局Windowsを選択するだろう。そう、このままでは何時まで経っても何も変わらないのである。
ここまでLinux業界を引っ張ってきたRedhat社の功績は大きなモノがあると考えるが、現状のままでは、一時期言われていた様な、対 Windowsの優位性は無いと多くの人が現実を認識し始めているので、Linuxの普及度は上がるどころか尻すぼみに下がる可能性も高くなってきた。Linuxカーネルを使ったOSが 今後のエンタープライズ用途で本当に認められるには、そろそろ本格的に対Microsoft対策(ライセンス費用の値下げ等によるコスト削減)を行わなくてはならないだろう。今まで以上の魅力をアピールしなければ成功はあり得ない。
繰り返しになるが、私のようなボンクラでも、今回の様な競争は何時か出てくると予測していた。今回Redhatのサブスクリプションの理解を一つ深めた事で、尚更だよねと思った。今回はOracleという大きな相手がライバルだけに、もはやこの流れを止める事は無理だと思う。場合によってはOracleはRedhatを食ってしまう事も十分考えられるからだ(それを防ぐ為のRedhat自社株買い戻し行動)。恐らくOracleは本気でそれも考えているだろうし、Redhatもそれを恐れていると思われる。
こうなると、Redhatの反応に対してOracleがどう反応し返すかが興味深い。当分目を離せない状況が続きそうで楽しみではある。

投稿者 sasapurin : 23:52 |Redhat | コメント (0) | トラックバック

2006年10月28日

Redhatを撃墜:Oracle Unbreakable Linux

Linux情勢がちょっと凄い事になっているらしい。
先日スラッシュドットで読んだ「Oracle、価格戦争でRed Hatを窮地へ」を読んで知ったのだが、オラクルがRedhatよりも安価な費用でRedhat Linuxのテクニカルサポートを請け負うというサービスを開始すると言うのだ。
Redhatはサブスクリプションというライセンス形態をとっており、OSそのものを販売するのではなく、サポート(パッチ等を含む)を提供してその対価を受け取る事で商売をしているのだ。しかしこのサブスクリプション費用が安くない。下手したらWindows Serverを買った方が安いんじゃないかと真面目に思ってしまう位高いのが実情だ。(サラリーマン時代にSEとして顧客先に納入した時に、営業が作った見積もりを見てびっくりしたのを思い出した)
そこへ来てようやくRedhatのライバル出現だ。今まで出現しなかったのが不思議な位である。オラクルがRedhatの半額以下でサポートをするというのだ。これはLinux(Redhat Linux)で飯を食っている人達にとっては多分かなりショッキングな出来事だと思う。
 
更に驚きなのは、以前から噂のあったOracle版Linux(Oracle Unbreakable Linux)の登場である。
BaseはRHELだと聞いているのだが、Oracleデータベースに最適化されている点が最大の特徴だと思う。もちろんOracleデータベースに最適化されていると言えば、Miracle Linuxの存在も忘れられないのだが、Miracleは今となっては、小田切さんの存在=sambaファイルサーバというイメージが強く、Oracleデータベースを採用する企業が必ずしも選ぶディストリビューションでは無いのが実情だ。
そこへ来てOracle自らがOracleデータベースに最適化したRHELベースのLinuxディストリビューションを出すというのだから事件である。今までOracleデータベースを使うという目的ながら妥協でRedhatをチョイスしていた企業の担当者は、Oracleデータベースの性能を最大限引き出せるOSが手に入るのだから、これからは躊躇無くそれを選ぶ事が出来る。つまりRedhatの一人勝ちという図式が崩れ去ろうとしているのは明白なのだ。明らかにRedhatには分が悪い。
 
とは言いつつも、私は開発者でも無いしデータベース使いでも無いので、Oracleデータベースがどれほど凄いのか実は知らない。ただ、あらゆる方面でOracleデータベースの優位性は目にしており、PostgraSQL、MySQLではまだまだ足下にも及ばないと言う情報が頭に入っているだけである。個人的にはMySQLを好んで使用しているが、エンタープライズ用途のデータベースとなると一種のベンチマークプログラムであるからして、処理能力を引き出せる環境は何事にも代え難い要素だと想像出来る。
 
さて、サブスクリプション契約が危ぶまれるRedhatであり、Oracleデータベース用途のOSとしての需要が減るという二段の策に封じ込まれて、窮地に追い込まれたRedhatがいかにして逆襲するのか、興味深いところである。しかしながらRedhatはOracleに比べると小さな会社である。どうやって抵抗するのだろうか。やはり高すぎるというイメージが強いサブスクリプション費用を下げるしか無いのではないだろうか。そうなるとLinux VS Windowsにも火花が飛び火するのは必至である。Oracleという巨大企業が腰を上げた以上、もはや引き返すことは出来ないだろう。Oracleが火に油を注いだOS合戦が再び始まろうとしているのだろうか。
 
現実問題Linuxで飯を食うなら、Redhatと言われていた。会社からもRHCE取りなさいと言われていたサラリーマン時代を思い出したが、今後はRedhatでは食っていけない時代が来るのかも知れない。皮肉にもFedora Core 6がリリースされたばかりだと言うのに、いったいどうなってしまうんだろう、Linux業界は。飯食って行く為には、Oracle Unbreakable Linuxへ鞍替えする必用があるのだろうか。
 
今はLinuxで飯食っている訳では無いので対岸の火事といった所ではあるが、しばし目が離せない状態になったのは面白いことだ。 暇を作ってOracle Unbreakable Linux使ってみようかなっと。個人的にはIBMの動きが気になるな。抜け目なくOracle Unbreakable Linuxをサポートしてくるに一票(w

投稿者 sasapurin : 03:33 |Redhat | コメント (0) | トラックバック

2006年10月25日

Firefox2.0

リリースされたばかりのFirefox2.0にアップデートしてみました。とりあえずWindows版です。ブックマークやクッキーは残るとリサーチしていたので、何も考えずに上書きインストールしました。特に問題なく移行出来たみたいです。
2.0になって真っ先に気づくのは、タブを表示させた時の閉じる×ボタンでしょう。タブにそれぞれ×ボタンが付いているので直ぐに気づきます。個人的にこれは右クリックしてからタブを閉じるとしていたので、×ボタンが付いたのは歓迎すべき点です。
機能拡張の類はあんまり入れてないし、入れていてもほとんど気にしていないのですが、JapanizeだけはYoutubeなんかの、有名だけど英語なサイトの日本語化が有り難いので、Firefox2.0にも対応していてくれたのは嬉しいです。
後の変更点は、リリースノートを読まないと気づかないんじゃないかなって位、地味な改良がなされているように見受けられます。個人的には既にIEではストレスを感じてしまうので、こういう地道な改良と安全性の確保は、Mozillaプロジェクトに期待していきたいと思っています。 
しかしFirefoxって結構な国の色々な言語版を出しているんですね。ちょっと驚きました。
なお、旧バージョンもアーカイブされているみたいなので、2.0から1.5系へ戻りたいとか、テストで旧バージョンを使いたいという方も安心出来ますね。

投稿者 sasapurin : 23:46 |オープンソース系 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月11日

禁煙:ようやく3ヶ月

禁煙を始めたのが2006.07.13なので、もう少しで3ヶ月になるのかな。時々ふとタバコを思い出す事があるけれどとりあえず我慢出来ています。でも無性に吸いたくなる時もあるのです。ニコチン依存症とは恐ろしいものですね。
今でこそ言えますがタバコなんて売っている会社は、人に不幸を売っているようなものですね。人命に関わる強さは違うけれど麻薬を売っているのと同じ様なもんだと思います。要するに中毒にして、継続的に買わせようって魂胆ですからね。この先、何時までそんな誘惑が鼻先をかすめてくるのか分かりませんが、耐えて今後は一生タバコを吸わないで行こうと思います。とりあえず半年、一年を目標としなければ。禁煙3ヶ月経ったからと言っても気は抜けませんね。

投稿者 sasapurin : 21:07 |健康 | コメント (0) | トラックバック

Vine Linux 4.0 Beta 3好調

Vine Linux 4.0 Beta 3の感想である。ウチには現行機種並の戦力になるPCが余っていないので(古いPCは有る)、Win2kで使用しているTP X31の3Dグラフィック環境をHDD丸ごとバックアップして、今回のBeta 3をインストールしてみた。Beta 1で遭遇した不具合は解消されており、非常に快適に使用できている。

しかし、mixiのコミュニティでは、インストールできない機種が結構報告されており、BTSにもバグや不具合の報告が上がっている。個人的にはそう複雑な使い方をしていない為、バグに遭遇出来ないのかも知れないが、この調子ではもう一度Betaテスト(Beta 4)がリリースされ、その後RC版リリースとなるかも知れない。

私がTP X31で使っている限りは、非常に快適である。思えばLinuxをデスクトップ用途として長く使い続けたのはこれが初めてだ(X-Windowナシの最小インストールでサーバーとしては使用し続けている)。Linux=Server用途と言う概念はかなり書き換えられてしまった。かなり良い感じで進化して来ていると思う。興味本位で3Dグラフィックアプリケーション「Blender」もapt-getしてみたらあっさりインストール出来てしまった。Blender独特のUIは別として、結構快適に3D作成が行えるのは凄い事だと思った(かつてはBlenderを使用するには万札が何枚も飛んでいったのだが、それが無料になっているとは驚きである)。

それに加えて意外だったのは、ハイバネーション機能である。何気にノートパソコン向けの設定をいじっていたら、ハイバネーション機能が働いてしまった。まさかLinuxでハイバネーション(Windowsで言う「休止状態」)が使えるとは思っていなかったから驚いた。何度か繰り返してみたが今のところトラブルには遭遇していない。

ウチにはWindows98時代のPCが数台転がっており、もはやPC-UNIXを上手く利用するか、リサイクル廃棄するしか道は残っていない。幸いメモリーチップを多めに保有しているので、Linuxで使用できる可能性は高い。もちろんグラフィック処理をぐりぐり動かすにはCPU、GPU共に心許ないが、メーラー、インターネットブラウザ、メッセンジャーなどを使うレベルで有れば充分実用になりそうである。正式なVine Linux 4.0がリリースされたら、一度試してみようと思う。自宅の整理の為に何とか使えそうなPCはヤフオクで処分するなども検討した方が良いかな?正式版リリースが待ち遠しい今日この頃である。

投稿者 sasapurin : 19:31 |Vine Linux | コメント (0) | トラックバック

2006年10月07日

Vine Linux 4.0 Beta 3公開

ちょっと不安になっていた、Vine Linux 4.0 β3ですが、無事に公開されました。今ISOファイルのURLをダウンローダーに登録してダウンロードしています。一週間位でテストを済ませて、何か気づいた事があればBTSに情報を上げようと思っています。

投稿者 sasapurin : 01:31 |Vine Linux | コメント (0) | トラックバック

2006年10月05日

plone (Zope base CMS)

総裁選前にスラッシュドットで、内閣阿部官房長官のHPに、謎のUNIXコマンドがあるというたれ込みがあり、それについての書き込みを面白く読んだ覚えがある。またCobaltユーザーであると言う噂もあり、オープンソースのサーバー管理ツールBlueQuartzを使っているという情報もある。阿部氏は本当にUNIXユーザーなのだろうか?未だにその疑問は明らかにならない。
 
それはさておき、今日はたまたま、ITProのコラムを読んでいて、阿部氏の総裁選に際して立ち上げられた新しいサイトCMS形式となり、実はオープンソースのploneを使っているという事を知った。同コラムにploneの導入からコンテンツの掲載を動画で解説してあるので、CMSに興味のある人は参照して見ると良いだろう。動画の説明はWindows環境での構築と操作だが、動画を見た限りは、XOOPSよりもずっと簡単にインストール出来て、操作も直感的に行うことが可能だと感じられた。少人数でまったりとしたCMSを運営管理するには、XOOPSよりもずっと手軽だと思うのだ。(余り大規模、そしてヒット数の多いサイトには向かないらしい)
 
ふと疑問に思ったのだが、阿部氏のドメイン[s-abe.or.jp]はどのように使われているのだろうか?Netcraftで調べてみたところ、実際にはサブドメインで分けて運用している事が分かった。内閣官房長官のHPは[tokyo.s-abe.or.jp]、そして総裁選に際して立ち上げたCMSは[www3.s-abe.or.jp]、そして[newleader.s-abe.or.jp]というサブドメインも存在する様だ。ネットワーク管理会社が3つとも違うのも興味深い事実だ。Netcraftには稼働時間なども記録されているので興味のある方は自分で確認してみて欲しい。
 
何はともあれ、私はこれを機会にploneというCMSにちょっと興味を持ってしまった。小さなコミュニティ等を運営するには最適なツールだと思うからだ。XOOPSはどうしてもサーバー環境が大げさになりがちで、内部構造も複雑であるが為に誰にでも簡単に扱えるというモノではない。マシンスペックがショボイとストレスが溜まるのも問題だ。少しの学習で使えるploneは使ってみる価値がありそうだ。

投稿者 sasapurin : 07:30 |オープンソース系 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月02日

Vine Linux 4.0 Beta 3延期?

Vine Linux 4.0β3 が延期になりそうだという情報をキャッチしました。原因の一つとして、昨日の計画停電の際に何らかのアクシデントが発生し、vinelinux.orgのサーバー電源ユニットが故障してしまったらしいのです。物理的に離れた場所に有るため、2~3日要するという事をProject Vineの代表であるdaisuke氏がブログで述べています。
 
また、メーリングリストにも同じ内容が投稿されていますが、こちらのほうがより詳しくて、影響を受けるサービスについても明言されているそうです。
 
この影響をうけるサービスは以下のとおりです。
 
- バグトラッキングシステム
- errata 更新システム
- incoming システム
- FTP サービス
- CVS (内部用)
- beta.vinelinux.org
 
4.0リリースが今月に迫っているのに、こういうアクシデントが起こるのは何とも間が悪いというか、現実は厳しいと言うかですね。もしかしたら10月のリリースは難しいかも知れませんね。
 
なお、daisuke氏のブログに書かれていますが、今後のことも考えて法人や大学機関等で設備を受け入れてくれる所を募集しているそうです。 (要するに安全な置き場所と電気代?をボランティアで提供してくれるところ希望って事だと思います。)貴重な国産ディストリビューションですから大切にしたいですね。

投稿者 sasapurin : 18:58 |Vine Linux | コメント (0) | トラックバック

PC-BSDでFlashコンテンツを表示したい

KonquerorでFlashを使用しているサイトにアクセスすると、いきなりガラスが割れた様な「パリンッパリンッ」というエラー音の連続でびっくりさせられます。実はこのブログサイトにも意識せずにFlashを使ったコンテンツを遊びで掲載しています。本当はFlashを使うのは好ましくないと思うのですが、既に時代がそういう方向に向いているので多くのサイトでFlashが多用されています。これはもう仕方ないでしょう。

問題はMacromedia 社がAdobe社に買収されてしまった事です。一時期はFreeBSDが動作保証リストに載っていないという事からEULAのライセンス規約により、FreeBSDで使用する為にPortsで配布するのは違反ではないかと、Portsから削除されたといういきさつもあります。結果的にはAdobe社としては、FreeBSDで使用する分には問題ないが、動作保証はできないよという事で承諾が得られたらしく、現在Portsに戻ってきています(linux-flashplugin)。 このPortsはFreeBSDが実現しているLinuxエミュレーション機能を使って、Linux用のアプリケーションを使えるから実現するものです。本来ならFreeBSDで動くflashパッケージが欲しいところですが、需要からするとわざわざ作ってくれるはずもないでしょう。 FreeBSDの情報を検索してみたところ、下記のコマンドを実行すればLinux版のプラグインをエミュレートできるということがわかりました。

PCBSD# portinstall www/linux-flashplugin7/
PCBSD# portinstall www/linuxpluginwrapper/

しかし手間をかけたものの、Konquerorのプラグインとして、Flashは認識されませんでした。 諦めた後、ふとPC-BSDのオフィシャルサイトにアクセスして、PBIのページで「flash」を検索してみたところ、なんとKonqueror用のFlashプラグインをインストールするPBIがありました。なんてこった、灯台下暗しってのはこのことだな。遠回りしちゃった。

手間を減らすために、rootでログインして目的のPBIを適当なところ(デスクトップあたり)にダウンロードします。右クリックしてプロパティから実行可能にチェックを入れて実行権を与えます。あとはアイコンをダブルクリックすればインストールが始まります。 念のため、Konquerorの設定ページからプラグインの確認をしてみたら、あっさりとx-shockwave-flashというプラグインが入っているではないですか!

但し日本語の文字を表示できないというバグ?が残っているようです。ブログペットの喋る言葉が表示されません。まぁ徐々に改善されるでしょう。 PBIはPC-BSDの強力な機能でありFreeBSDよりも容易に環境を構築できる仕組だとは思っていたけど、徐々にその環境が整理されてきている様です。この調子でPBIを充実させて欲しいと思います。今後のPC-BSDに期待したいですね。

追記:Flashで日本語が表示できないのは、バグではなく日本語フォントの指定を考慮されていないためではないかということが分かりました。Vine LinuxのBTSで要望として上げられていて解決しています。元ネタは「Vine LinuxにおけるMacromedia Flashの日本語表示の話」に書かれているとおりです。Vine Linuxではこの問題をユーザーが申告し開発者が認識しているので、デフォルトでは日本語を表示できないという問題を回避できているのです。PC-BSDのPBIパッケージ管理者に伝えて、どこをどういじれば解決するのか教わりたいのですが、英語で質問を書くのが難しいので半ば諦めモード。だれか英語に堪能な方が居たら是非解決策を紹介して欲しいです。こういう面では、やっぱり日本人が開発しているディストリビューション(Vine Linux,Plamo Linux等)は心強いよなぁ。

投稿者 sasapurin : 08:55 |PC-BSD | コメント (0) | トラックバック

PC-BSD 1.2 日本語入力設定(scim+anthy)

先日 Vine Linux 4.0 のβテストを行ったのだが、カーネル2.6を採用した効果か、FONTの実装を変更した為か、一目で違いに気づき、また非常に使いやすくイメージが一新されていて、なんだか別のディストリビューションの様に感じてしまった。その一つの要素が日本語入力の快適さだ。scim-anthyが採用されておりインストール直後から日本語入力が快適に行えた。おそらくVine Linux 4.0は、今後も日本人にとって最も気軽に使えるLinux ディストリビューションで有り続けると言っても過言では無いだろう。
 
Vine Linux 4.0Anthyを採用している事で、でふとPC-BSDを思い出した。私は先日PC-BSDにuim-anthyで日本語入力環境を設定した。しかしVine Linux 4.0β2で使ってみたscim-anthyもなかなか使い勝手が良いのだ。この先どちらが普及し完成度を高めていくのかは分からないが、PC-BSDでもscim-anthy を使える様に準備しておかなければと思った次第である。 実際に行ったのは非常に簡単な事で済んだ。scim-anthyというPortsをインストールするコマンドを入力し依存関係のあるパッケージを自動的にインストールさせてしまう。
 
scim-anthyのインストール 
 
$ su - 
# cd /usr/ports 
# portinstall japanese/scim-anthy/
 
かなり時間がかかると思うが、依存関係にあるパッケージが沢山インストールされる。 (ユーザー辞書管理ツール「kasumi」も自動的にインストールされると思う。)
 
xprofileへのscim-anthy起動記述 
 
次に行ったのは、~/.xprofileファイルに下記を記述するだけだ。
 
# exit
$ cd
$ vi .xprofile
 
# Environment variable for kdm
export LANG=ja_JP.eucJP
 
# for SCIM exec scim -d &
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
export GTK_IM_MODULE=scim
 
# end of file
 
これで一度ログオフしてから、再度ログインしなおすと.xprofileが読み込まれる。コンピュータを再起動する必要はない。
 
動作確認 
 
ログインし終わるとKDEのタスクバー右下に新しいアイコン(キーボード)が増えていると思う。scim-anthyをON/OFFするデフォルトキーバインドは、CTRL+SPACEとなっている。日本語キーボードなら半角/全角キーでも良い。タスクバーのアイコンが分からないという人はこのキー組合せを押してみるとscimのフロートツールバーが表示されると思う。
 
scim-anthyの設定
 
フロートツールバーの左端にある、SCIMロゴを右クリックするとメニューが表示される。そこから細かい設定が行える。好みに応じてキーバインドを変更するのも良いだろう。私は長年使い慣れたATOK風にアレンジしてみた。

投稿者 sasapurin : 08:00 |PC-BSD | コメント (0) | トラックバック